水力発電の問題点
友人の所有する長野県大町市の山荘を起点に、初秋の信州の山里をめぐってきました。そこで尋ねた「七倉ダム」は、ロックフィル・ダム―中心を粘土質の土で築き、外側を川原の大きな石で包んだダム―です。コンクリートではなく、土と石で造ったダムに貯めた水で発電するのですから、「環境に大変やさしい!」はずです。
『どんぐりをポキポキふんで山の径』・・・一九
乗用車乗り入れ禁止の七倉ダムの奥へタクシー(片道2200円)で行くと、自然の風景の中に、都会の工事現場のようなダンプカーの列がありました。
重機で石と砂利を積み、次から次へと山道を下り、荷台を空にして又、昇ってきます。私が行った9月25日は、35台のダンプカーが動員されていました。
日祭日以外の毎日この作業を繰り返さないと、ダムが、山から流れ込む石で水を貯める機能を失ってしまうそうです。
原子力発電は基本的には「NO!」ですが、私たちの知らない「物事の裏」は、あるのですね!
2017,9,25 ゆうじ
新米
先週の水曜日(13日)新米を買いに、妻と潮来に行ってきました。
少々大袈裟ですが、この「イベント」は妻も私も、毎年楽しみにしています。澄みわたる青空と黄金色の稲田の美しさに加え、半年分の食料を確保した満足感・・・などが交錯し、たった一日のお出かけですが、気持ちが晴れ、高揚感も感じます。
『妻と行く筑波山(つくば)の郷の今年米』・・・一九
遠くに筑波山が見える稲田では刈入れの真っ最中! 潮来は、他よりも少し稲の実りが早いのでしょうか? 今年は夏の日照が少なく不作だと農家の方が話していました。
新米を譲っていただいた後、霞ケ浦の北側のブドウ園に立ち寄ることも、このイベントの楽しみの一つです。
2017.9.18(敬老の日)ゆうじ
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すてきなママ!
友人と写真倶楽部を結成しています。9月の撮影会は「列車」をテーマにし大宮駅周辺に出かけました。新幹線のホームで、ベンチに座って新幹線を見ているママと男の子がいます。
「新幹線、好き?」という問いに、大きくうなずく男の子。
「ここは140円の入場料で2時間居られるので、時々来ます」というママ。
なんと、素敵なママさんでしょう。同じ年頃の娘と孫を持つ私は、おことわりして写真を撮らせれ頂きました。
このママさんのやっていることが“生きた養育”ではないでしょうか。
私の著した本<住まいのかたち>では、これを“クオリティーオブライフ”と表現しています。・・・ママさん、バンザーイ!!
2017,9,9 ゆうじ
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近況報告
「地域デビュー楽しみ隊」が8月24日に発足しました。
この会は、埼玉県の共助社会づくり課の担当で、呼びかけ人:上田知事、隊長:林家たい平、隊員:埼玉県民の有志30名という構成です。
会の目的は、「シニア世代の様々な能力を、共助社会に活かしていただく」ということだそうです。
発足式は秋晴れの百日紅が満開の知事公舎で行われ、30名の隊員(私もその一員となりました)の打ち合わせ会は、その前日に開かれました。
具体的に、どんな活動をしていくのか、現時点で定かではありませんが、私がすでに取り組んでいる「埼玉いえ・まち再生会議」の活動が、県の広報活動の中で、広く知られることが私の第一の望みです。